大腰筋は腸腰筋を構成する筋肉のひとつで、股関節を折り曲げるために大腿直筋と共に重要な役割を果たしています。股関節の前側に位置するインナーマッスルであり、姿勢を保つためにも意識的なトレーニングやストレッチが必要です。
そして、大腰筋は大腿骨の小転子と腰椎にまたがってつく筋肉です。そのため、太ももの大腿直筋と共に股関節の屈曲にはたらきかけます。柔軟性を保つことで正しい姿勢を維持でき、腰痛を予防する効果があります。
そこで、ここからは、大腰筋のストレッチをご紹介します。
パピーポーズ: 四つん這いの姿勢で、腰をゆっくり下げて胸を前に突き出します。
赤ちゃんのポーズ: 仰向けに寝て膝を胸に引き寄せ、両手で足首を持ちます。
ツイストストレッチ: 床に仰向けに寝て、片膝を曲げて反対側に倒します。
ハイランジ: 前脚を大きく前に出し、膝を曲げて腰を落とします。
鋤（すき）のポーズ: 床に仰向けに寝て、脚を広げて腰をゆっくり下げます。
これらのストレッチを取り入れて、大腰筋を柔軟に保ちましょう。
大腰筋は体幹の安定性を保つために重要です。運動時の動きをスムーズにし、疲労軽減にも寄与します。正しいフォームでトレーニングやストレッチを行い、健康な身体を目指しましょう。